僕が必ず君を守るよ

ただの関西人。

担当ではないけど、今回の涙について考えた

ふとした瞬間に、泣きながら「いつかは掴めるのかな、あの星を。あなたがいるからって。そんなこと願いながら」と歌う彼の顔が頭を過って、急に悲しくなることがある。
担当でもない、ただの独り言です。













私は彼の担当ではないし、担当だったこともない。
だけど、BOYSのときも、veteranのときも、立ち位置が下がっても、メインになっても、ユニットじゃなくても、私の推しはいつだって君だった。
私は、君のいない関西Jr.を、まだ見たことがない。
兄が辞めても、弟が辞めても、先輩がいなくなっても、後輩がデビューしても、君はステージに立ち続けた。
かつてはメインのユニットに所属していて。
所属が変わって、出番が減って。
そのユニットもなくなって、バックと並んで踊っていたこともあった。
それでも君は、必ず置かれた場所で咲いていた。




今回の憶測が本当なのだとしたら。
それは決断なのですか?選択なのですか?
それともそうするしかないのですか?
だとしたら、私はきっと諦めきれないと思う。





ただ、そこにいてくれさえすれば、このあと何かをひっくり返すことも、可能だと思っている。
それはデビューするとかしないとかの話ではなくて、また彼らと同じ舞台に立つことが出来るかもしれないって話。
何年経っても、この事務所の所属なら、それは可能なことでしょう?




ボケたい子たちばっかりだけど、何人ボケがいてもまるっとつっこんで、みんなをおもしろくしてくれる君が好きだ。
つっこんだあと、「痛かったやんな、ごめんな」って言っちゃう優しいところも好きだ。
最年長なのにきれいにアクロバットを決めちゃうところも大好き。
ふわっと舞うように踊る君のダンスが、ずっとずっと大好きだ。




康二くんが泣いたのは、きっと今回だけじゃない。
手を繋いでかわいがってくれてた龍規くんが辞めたときも、これからというときに相方の金内くんが辞めてしまったときも、彼は隣で涙を流していたんだろう。
ジャニーズWESTがデビューしたときも、「次に関西Jr.を引っ張って行くのはお前らやで」と言われて、ズブズブと客席の椅子に沈みながら泣いていた。
トレーナーの袖で必死に涙を拭きながら、なにきんの最年長として何かを感じてたんだろう。
前向きなことしか口にしないけど、きっといつだって不安やプレッシャーと戦って来たんだろう。
甘えん坊で寂しがりな康二くんがやっと見つけた、甘えられる相手が龍太くんだったと思ってる。
いつになったら康二くんは報われるんですか?
いつになったら安心して笑っていられるんですか?




残していく方も、残される方も、きっとどっちも辛い。
好きな人がそこにいないって、それだけで辛いんだよ。知ってる。
今まで歌ってきたパートも、今まで聞いていた声は聞こえないんだよ。
今まで踊っていた曲も、どこを探したって見つけられないんだよ。
それに慣れるまで、何年もかかるんだよ。
私は8年もかかってしまったし、何なら現在進行形でまだ拗らせている。







せめて。
せめて一言。
康二くんに「寂しい」と言わせてあげて欲しい。
きっとそんなこと口にもしないで、前を向いて、盛り上げて、後輩をフォローして、関西Jr.のこれからを考えるんだ。
龍太くんも康二くんも、優しすぎるんだよ。
もっとワガママになってもいいんだよ。
やりたいこと声にしていいんだよ。
周りのことなんて気にせず、自由にやってもいいんだよ。
でも、そう出来ない二人が作ってきた今の関西Jr.だから、みんなこんなにもいい子に育ってるんだろうな。




きっと、辞めるわけじゃない。
だって彼は自分で「辞めないよ?」って言った。
「舞台見に来てな!」「またね~!」って言った。
その言葉は、きっと本当だと思うから。




でもね。
私は、君のいる関西Jr.を好きになったんだ。
関西Jr.のステージに立つ君が好きだったんだ。






その理由が「年齢」なのだとしたら。
私のタイムリミットはあと1年。
どこまで何をやったって、きっと後悔はする。
でも、だからこそ、今、出来るだけのことはしたいと思う。



2013年も、2014年も、2018年も、2019年も、あけおめで泣かなかったことはない気がする。
2013年は勘違いだったけど。でも、あのときは本当にそう思った。あの子が辞めてしまう、と。全国ツアーが決まった、キラキラとした輪の中に、私の好きな子はいないんだ、と。そう思った。
2014年は、言わずもがな地獄のあけおめ。今となっては過去の話だけど、同じ衣装も着せてもらえず、ユニットも全部バラバラだったあのコンサートは、もう二度とごめんだ。
2018年は格差と出番の無さに、悔しくて悲しくて号泣した。本当に悲しかった。セトリも全く楽しめなかった。だって出番ないんだもん。
そして今年。去年と比べ物にならないぐらい楽しかった。出番があった。ちゃんと関西Jr.のメンバーとして扱ってくれた。だけど、最後に待っていたのは、違う方向からの涙だった。




今の彼に、もう出来ることはないんだろうか。
諦めて、気持ちを整理するしかないんだろうか。
仕方のないことなのかもしれないけど、そんなこと言ってる場合じゃないのかもしれないけど。
でも、私は関西Jr.の龍太くんが好きなんだ。
出来る限り、そこにいて欲しい。
そう思っています。





掴もうとしなければそこまでだけど。
君たちが「掴みたい」と言ってくれるなら。
きっと出来る限り力になりたいと思う。
ヲタクって、そんなもん。